いい話…だったのでしょうか?
ピーターラビット、原作を知らず、お皿だけ持っているのですが(お決まり)、この映画はどれくらい純度の高いピーターラビットだったのでしょう?偏見で、プーさんみたいな感じの話だと思っていて、まさか、このビジュアルで『テッド』寄りでくるとは思いもよらず……
全体的には、しっとりハッピーに終わるラストも、面白さや完成度もそれなりに良かったのですが、ウサギにしちゃちょいとバイオレンスすぎやしませんか……?
プーさんなんて、倒れただけで「倒したぞ〜」くらいなのに、このウサギは完璧に息の根を止めにかかっています。もはやこれは害獣と恐れられても仕方ないのでは……歩くたびに揺れるほっぺただとか、おしりとか、あんなに可愛いビジュアルなのに、中身は悪魔の子ですよ。
最初ドーナル・グリーソンに「こんなに可愛いのに害獣とかいいやがって!プンスコプンスコ」と思っていたのですが、電気のくだりくらいから「これは仕方ないな。やってしまえ、人間よ」と思いました。
まぁ、なんというか、面白かったんですけど、優しい気持ちになりたいなと思う時は私はプーさんを選びますかね…