このレビューはネタバレを含みます
面白かった。短期間に2回観た。
キャラクター造形や、ストップモーションの中に部分的に通常のアニメーションが入ったり、独特な世界観(まあウェス・アンダーソン監督だし)。時々こちらに話しかけてくるような演出もうまく使われている。
ベースにはオーソドックスなバディものの流れがあり、後半に解き明かされる関係性や役割の継承など、ストーリー展開が巧み。
アタリとチーフ、チーフとナツメグの関係性の変化がよい。
ケンカの表現が昭和的。
結局、市長は洗脳のような状態にあって、黒幕はドウモもしくは猫だってことかね。
通訳が戸田奈津子に似ていることに気づいて吹いた。
吹き替えで観たんだけど、オリジナルの声優がやたら豪華。これもウェス・アンダーソン監督ならではか。