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犬ヶ島のayellowbirdのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
1.9
試写会行きました!
ウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に、“犬インフルエンザ”の蔓延によって離島に隔離された愛犬を探す少年と犬たちが繰り広げる冒険を描いたストップモーションアニメ。第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で監督賞(銀熊賞)を受賞。
近未来の日本。メガ崎市で犬インフルエンザが大流行し、犬たちはゴミ処理場の島“犬ヶ島”に隔離されることに。12歳の少年・小林アタリは愛犬スポッツを捜すため、ひとりで小型機に乗り犬ヶ島へと向かう…。
昨年上映された“KUBO”と同じように、“外国人監督が描く日本”がテーマ。“KUBO”は侍が登場する過去が舞台だったが、本作は近未来。ただ、風景は昭和30~40年代で、場末のスナックが哀愁を漂わせる。また、ストーリーも奇想天外な設定で、これが日本の近未来なら、ちょっと悲しくなる。ビル・マーレイ、エドワード・ノートンらアンダーソン監督作品の常連俳優がアフレコをしているのだが、その演技力が評価されての銀熊賞なら納得。
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