水のま

犬ヶ島の水のまのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.8
吹き替えと字幕、それぞれ観ました。
私がこの世で一番好きな監督の待ちに待った新作。
カワイイ、オシャレ、アート…だけではなくて、社会性や人間味(犬味)にクローズアップした作品。
ウェスの映画はピンク、緑、黄色と鮮やかでポップな色使いが特徴だけど、本作はほとんどゴミの色…暗めな画面の中でストップモーションアニメとは思えないキラキラした瞳の表現が光る。
過去作も笑いのシーンはシニカルでオフビートなものが多いけど、今作もしかり。でもじわっと優しさや愛を感じる。

日本では、日本が舞台であることや、黒澤明や宮崎駿の影響が〜っていうのが宣伝文句として打ち出されてるけど、ウェスは文化や歴史にリスペクトを持ちつつも、完全に彼のオリジナルな世界を作り上げていた。ただ、野村訓市氏の尽力もあってか、違和感を感じる所は少なかった。逆に郷愁を感じる、お茶の間や神社や屋台の表現が映画の中の和みポイントになったかも。

日本語が記号としてではなくて全部情報として入ってきてしまうし、細かいとこまで仕掛けがあって1回じゃ全てはわからないよ!


あと初日舞台挨拶でウェスにサイン貰いました!yay!!!家宝!!!