飼い犬と飼い主という関係。
今、そこには主従関係があって、過去に少年が犬を救ったというオープニングがあったり。
主は従ってくれる相手がいなければ先に進めず(滑り台のシーンとか)、
従う方は主がいなければ行動できない(そもそも犬たちはアタリが来るまではほとんど行動していない)。
全ての関係が平等になるということはあり得ないが、しかし双方が相手に対して尊敬の念を抱くことはできる。
言葉を通じた意志疎通が上手くいかなくても、それでも、友情やら信頼やらで通じ合うことはできる。
いまいちまとまってないのだけど、『犬ヶ島』という作品が眼福なだけの映画ではないことは書き留めたい。また観たいところ。