いの

犬ヶ島のいののレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.1


ひとりで頑張りなさいと言われている気がした。
ひとりで頑張れ。孤独でも頑張れ。ひとりで立ち続け、ひとりで闘っていたら、やがて、同じようなひとりと交差することもあるだろう。何のためかなんてわからず、誰のためかなんてわからず、あるいは自分自身のためなのかもしれないけど、自分ひとりで闇雲に闘っていたら、やがてそれは誰かの為の闘いへと繋がるのだろう。狂おしいまでの愛の行為となるだろう。私は、そんな風に言われている気がした。


こんな映画観たことない!
溢れ出るイマジネーション!
制作陣の熱量が、
ビンビンに伝わってくる映像!
限りのない想像力、限りのない自由。
どこまでも自由だ。
でも。
限りのない自由は、とっても窮屈。辛い。
限りのない自由は、果てのない絶望に似ている。
どこまでも絶望せよ。
きちんと絶望せよ。
そんな風に言われてる気もした。
だから、観ていて、淋しくなっちゃったの。

どこまでも絶望したその先にあるものをつかめるのか。
そう問いかけられたと、私は思っている。


*誰に頼まれたわけでもないのに、途方もないエネルギーを詰め込んで、労を惜しまず、自分の創りたい映画を、創らざるを得ない人。創らないわけにはいかない人。そういう人って、大好きだよ。

*出演者の皆さんの声も話し方もとてもステキで、不思議ワールドにいざなわれ、とろけるような気持ちになりました。

*あの映画のテーマ曲と太鼓の音。萌えました。

*字幕で観賞