Masataka

犬ヶ島のMasatakaのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.1
日本てなんか可愛い。
と思わせてくれる。もちろんすごく象徴化・デフォルメされたものだけど。
「七人の侍」のテーマ曲ががっつり使われてたり、きっとウェス・アンダーソン監督の中の日本は、昭和の名画のイメージなのだろう。一応舞台は近未来なんだけど、思い切り昭和レトロな雰囲気で、そこがまたなんとも良い味わいを出している。もしかしたら昭和的なものって実は「クール」なのかもしれない。
日本人が普通に日本語を喋り、犬は英語を喋るというのも斬新でシュール。「ファンタスティックMr.FOX」よりも物語のスケールが大きくなり、映画としての起承転結がしっかりしている。
キャラクター造形は、全体的にどこか丸尾末広とか古屋兎丸っぽいなーと思う。特に主人公アタリ少年のサイボーグ感と留学生トレイシーの昔のヤンキー感が好き。