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犬ヶ島のyukiのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.5
2018年劇場鑑賞45本目。

オープニングクレジットからカタカナで書かれ、ウェスの日本リスペクトが感じられる嬉しいオープニング。タイトルも漢字どーんって出るし。全体通してちょっと変な日本語が溢れてて日本人ならではの楽しみもあった。

本作はかなりウェス度強め。
シンメトリーの申し子ウェスなので計算された構図はいつもどおり、右にパンしていったりオフビートな笑いつくったり、市長とアタリの関係だったり内容意外の部分ではウェス度が濃厚で終始ニタニタしながら観てた。見せる必要のない調理のシーンもよかったなぁ。

ウェスがもし、もう今後ストップモーションアニメしか撮らないって言い出しても納得できるレベルよねコレ。どれだけ根気のいる作業なんだ…スタッフもすごいなぁ。

日本語がわからない人からすると、アタリが何を言ってるかわからないため必然的にイヌたちと同じ感覚になるのがおもしろい。言葉は通じなくとも心は通じるし、それでもお互いが思ってることは違う所におもしろさがある。

ラスト急に駆け足だったし、アタリと市長のやり取りにもっと毒気あってもよかったかも。
脚本がいまひとつかなぁって生意気なこと思っちゃったけど結局大好きだった。
ウェス作品っておもしろいかどうかよりも、好きか嫌いかになる。
ウェス×デスプラさんのコンビも最高。

意外とフランシス・マクドーマンドとグレタ・ガーウィグの出番多い。テレビ大好きティルダ様出番少ない。かわいい。スカちゃんは声だけでセクシー。