なつめ

犬ヶ島のなつめのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.0
犬が実はええ声で会話しているというのが一番チャーミングに感じた(スカヨハはイヌになっても実に色っぽい)。「七人の侍」へのオマージュとかいい感じにはまっていたし、今時の世界から見た「日本風味」ってこういう風なのか、という気持ち。音楽の和太鼓の使い方もとってつけたところがなくてよかった。

でも終わってみるといろいろ納得がいかなくてねえ。というのもイヌの迫害でわりとホロコーストを連想させる描写があるのね。でも結局イヌは家畜化された動物で、どうあってもヒトとは主従関係になるしかない流れで、もやもや。あと主人公の男の子、あまり知性のひらめきを感じないんだけど最終的に「えっ○襲?」っていう(日本なんだからってこと?)。どうもね、まとめかたが安易だなって、思っちゃいましたね...

もっとアニメーションとイヌの忠誠心を愛好していたらさらに楽しめたかなー。わたしは後先考えずに「イヌよ立て!」ってアジりたい気持ちになりました。