まき

犬ヶ島のまきのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.2
16:00からの舞台挨拶付きの回にて鑑賞。

内容は簡単に言うと、犬を駆逐したくて仕方ない市長 VS 市長の養子のアタリ&捨てられた犬たち& 愛犬家の学生たち です。犬公方でお馴染みの徳川綱吉が聞いたらぶっ飛びそうな内容(笑)

ストップモーション映画を観るのはおそらく今作が初めてだったのですが、非常に面白かったです。人形であそこまで表情豊かに表現するのは神業ではないでしょうか。

日本が舞台ということで、ハリウッドあるあるの侍とか忍者のオンパレードかなと思ってたらいい意味で期待を裏切られました。 日本人が描けない外国人から見た日本を見ているようで、ブラックユーモアも交えつつ日本愛に溢れていました。監督もおっしゃっていましたが、日本人に見てほしい作品ですね。

個人的には一本締めのシーンがツボでした(笑)

6年かけて製作したとのことですが、メイキングを見てみると3Dプリンタを使わず人形1つ1つが手作りと気の遠くなる作業の連続だったそうです。実際に六本木に人形の一部が展示されていましたが、本当に毛並みや表情まで細密に作られていました。

少し気になったことは、字幕上映なのでとにかく画面いっぱいに情報量があって複数回鑑賞は必須なのとアタリ役のランキン君のセリフが一部聞き取りづらかったことかな。2回目は吹き替え上映で情報を補うのがいいのかもしれません。

最後に、上映終わりに六本木の人形展示を見ていたら何とアンダーソン監督が現れて運良くサインをいただけました。アンダーソン監督並びに携わったスタッフやキャストさん、この日本愛に溢れる作品を作ってくださり感謝致します!