nana

犬ヶ島のnanaのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
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ウェス・アンダーソンが描く日本。
それはクロサワ映画をはじめとした昔の日本映画の世界でした。

ウニ県メガ﨑市という(メガが縦書きになると「希」っぽく書かれてるのがポイント)、既に微笑ましさ100点の舞台設定から始まり、小林市長の顔・ゴンドウ・トシロウといった三船敏郎ラブや、ドクワサビの脅威、古い喧嘩の表現、ヤクザ、スモウ、片言の日本語、俳句などとにかく愛しさで溢れているのに映像自体は超一級品で、これだけ作るのにいったいどれだけの時間がかかったのだろうとただひたすら感服します。
もう一度ひとつひとつの画面を細かいところまでじっくり堪能しながら観たいくらい。
これを日本人が映画館に観に行かなくてどうするんだ!

声優陣も英語、日本語それぞれとにかく豪華で、個人的には台本なのかアドリブなのか知らないけど、手術中にずっと良い声でぶつぶつ喋ってる渡辺謙さん演じる医師がお気に入りでした(笑)

犬派も猫派も、みんなにっこりできる(多分)、素敵な作品でした。
大好き!!ありがとう!!って伝えたい!