こしょう

犬ヶ島のこしょうのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.5
空白恐怖症のように画面を埋める物や文字に、字幕が合わさって目が忙しい。しかも英語音声の日本語字幕だけでなく、日本語音声の英語字幕に、日本語音声の英語通訳の日本語字幕が加わって、耳も忙しい。要は頭が忙しい!

しかしながらズームイン、ズームアウトのテンポとそれによる動きや、真上からのショット、画面の半分を占める犬のアップ、遠近感を狂わせる配置などのこだわり感はさすがで、また、ストップモーションによるうごめく毛と無機質な目玉の組み合わせによるある種の不気味の谷の出現はひとつの極地で、よくもまあこんなにやるなぁと思わざるを得ない。

ハイライトはチーフとスポッツとアタリの下水道での流れながらの絡みでしょうか。
でも、冒頭のお堂でのズームインで1番テンション上がってしまったので、もったいことをしたなぁ。