バルバワ

犬ヶ島のバルバワのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.9
ここから今作に関係なく非常に長い愚痴が記されているので悪しからずm(__)m

タイトル[犬ってだけで、映画を観たい言うだけで粗末に扱われる]
今日は安く映画を観ることができるし、週末なので嫁に「映画を観に行っていいかい?」と正直に聞いてみました。
一応承諾はしてくれたのです。が、それからずっと文句責めにあい、「ホテルオークラの回転レストラン奢れ」と言われる始末…。
何故映画を観るというだけでここまで責められなければならんのか!
浮気とかをするでもなし、こちとら一人でしっぽり鑑賞しているのに何故ここまでキャンキャン吠えられなければならんのだ!!ウォーン,ウォォーン\(`口´\*)…ハァハァ,スッキリ!(゜∇゜d)

いやぁ、ウェス・アンダーソン監督こそオラクル(預言者)かもしれませんな!だって、汚い大人に子どもが立ち向かい、最終決戦が会見の場…まるで今世間を賑わせている日大アメフト部騒動みたいじゃないか!(因みにアメリカの公開日が3月23日で日大アメフト部騒動は5月6日だったはず…コワッ(;゜△゜))←偏った見方

と、勝手な妄想はさておき…『クボ 二本の弦の秘密』でも感じましたが、今作も日本の描写が結構リアルです。特に悪役小林市長の豪邸、あれって森友学園ですよね…?監督ったら日本の今現在の悪役をよくわかってらっしゃる!←偏った見方part2

一方、今作の主役ワンちゃん達はというと本当に可愛いらしい!なんですか、あの緊急事態で行われる間の抜けた多数決は!毎回ほっこりさせられました。
あと、メカ犬が昭和のメカゴジラっぽくて好きでした!

人間サイドですが、舞台は日本なので日本語を話すキャラクターが多いです。所々発音が変な箇所はありますが、台詞量は少ないし何より同時通訳という便利なシステムが作中に導入されていたのでそこまで気にならなかったです。因み留学生のトレイシーの足が長すぎて笑いましたが、我々日本人視点では外人の方の足ってこういう風に見えるのかも、と思いました。

あと、やはり美術が凄い。監督十八番の左右対称になっているショットはさることながら、相撲の動きの緻密さや手術シーンのリアルさ(+バカバカしさ)には感嘆するばかりでした。

まぁ、作中に出てくるハッカーが万能すぎたり、最後のキッザニア裁判には物足りなさを感じました。何より冒頭での件を嫁にまだグチグチ言われているのでスコアはこんな感じです。←知らない


でも、あの音楽が流れたのでオールオッケイ!デンデンデンデーンデデン( `∀ ´)是非、大画面で素晴らしいストップモーションアニメを堪能してください!
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