ちろる

犬ヶ島のちろるのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.9
ここ最近観てるストップモーションアニメーションの中では個人的に一番好きな感じの程よいパペット感。
勿論ウェス アンダーソン監督の作品らしくスクリーンいっぱい色んなところに面白い映像が広がってるから字幕読んだりしながらは色々視野が足りなて大変なので正直かなり疲れましたが、四年の歳月をかけたこの変態な仕事には感服せざる得ません。
一番好きなのはオープニングとエンディングかな。
日本へのリスペクトたっぷりの映像美術でダイナミックな太鼓の音とともにどんどんと架空の日本の世界に引きこんでいき、更には犬達へのリスペクトたっぷりのキャラクター設定が犬すきには特にグッとくる。
まじめにことが進んでいるように見せかけて、時折シチュエーションや映像でクスッとさせてくれる、そしておもちゃ箱ひっくり返した世界でワクワクさせてくれる、今回もやはりシュールなウェスマジックが満載でした。
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