Blu-rayでやっと見られた。やばいやばいとは聞いてたけどこんなにやばいと思ってなかった…。もうなんだろう、完全に尊敬(リスペクト)。
個人的には人形劇の傑作『ダーク・クリスタル』を超えた。情報量の多さで何度でも見られそうだし、どのシーンも目眩がするような美術で死ぬかと思った。これが全てパペットとセットでできてるとかにわかには信じがたい。タイポグラフィも含めて完璧な絵作り。パラジャーノフとか、ピーター・グリーナウェイの映像を見てるような感覚がした。いやーもうすごすぎるよ…。話は単純な冒険活劇ではあるけど、ウィットに富んでいるセリフや演技、間でテンポよく進んで楽しい。
ウェス・アンダーソン、こんなバカげた作品よう撮ってくれた。カルトな傑作として語り継がれると思う。フィギュア欲しかったな〜。