映画の味方あっつマン

犬ヶ島の映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.5
「その昔、犬と犬嫌いの小林一族との間で戦争があった」。それから千年後、近未来の日本。メガ崎市で犬インフルエンザが大流行し、犬たちはゴミ処理場の島「犬ヶ島」に隔離されることに。12歳の少年・小林アタリは愛犬スポッツを捜し出すため、たった1人で小型機を盗んで犬ヶ島へと向かう——。

ウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に繰り広げる冒険を描いた、ストップモーションアニメ。

ストップモーションは、CGがどんどん一般的になっている中で廃れて来たが、その質感と動きの面白さから近年見直されている技術だ。本作の他にも「KUBO」などクオリティの高い作品が生まれている。

本作はウェス・アンダーソンの美的センスに溢れていて、ストップモーションとしての面白さだけではなく、人形や小物、セットのデザインが素晴らしい。

先に「KUBO」を観ていなかったら、もっと点数が上がったと思う。