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犬ヶ島のvillage123のレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.0
先祖から犬を嫌悪する小林市長は犬に蔓延する病気を理由に犬隔離政策を断行。ゴミ島に追いやられた犬たちは、病気と飢えに苦しんでいた。そこに市長の養子であるアタリが飛行機で不時着。彼はボディーガード犬のスポッツを探しにやって来たのだった。

とにかく造形が細かく、登場キャラクターも多いので、職人の仕事と言える映画だ。
コミカルな日本描写とシュールな演出に引き込まれた。
淡々としているけど、リズミカルな音楽と平面的な構図がおもしろい。
また、酷い描写もさらりとしているので、気持ち悪い思いをしないのが良かった。
独自性の強い作風なので観る人を選ぶだろうけど、ハマる人にはハマる映画だと思った。
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