やんなる

犬ヶ島のやんなるのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.3
なんなんだろうこの独特な世界観と空気感。

音楽も良くて口ずさみたくなる。特に口笛のやつ。

冒頭の太鼓の始まり方が最高。

なんか引き込まれてTSUTAYAで借りて、字幕吹替字幕と三回みたw

声優陣に関しては最初は調べずにみて、ほとんど気づけなかった。見終わって調べたらナツメグの声がスカヨハってのに気づけない自分の無能さに泣いた。わかってから聞くとモロヨハンソンだった。

あと通訳の声の人がすっげー知ってる人なのにピンと来なくて、結局スリービルボードのフランシスマクマードンで調べた瞬間クソ納得したw

虹郎も言われてみれば、ああ確かにとなる。

あと謎にちょい役の研究員の声に山田孝之、松田龍平とかもいるw

ただこの有名な人たちの声より主人公のアタリくん、小林市長、メイジャードウモの癖がすごすぎてたまんない。

とにかくアタリくんの喋り方にハマった。小声で言うビスケットの言い方とか怒ったときとか、なんなん?日本人なの?w独特なカタコトでほんとたまんない。たまんないところは巻き戻したw

あといっちゃん好きなシーンは研究の成果を祝う乾杯のシーンの渡辺教授の、

カンパーイ! イヨォーっ! ありがとうございましたー。

っていうところwわけわかんねえwなんやこの個性w


夢中で見てたからストップモーションだと忘れてたけど、相撲のシーンとかレベル高すぎる。滑らかすぎるし動きとかめちゃくちゃ研究しただろうな。

関係ないところの犬の首の動きとか、見切れてる犬に虫がまとわりついてたりとか。こだわりを感じる。

それに、要所要所画面にでる文字が好き。葬式の映像に小さく悲しい葬式って書いてあったり英語+(日本後)で出るテロップもたまらん。


ほんとに全体的にテンポが良くて、和楽器?の音楽も相まって心地いい。
手術シーンの淡々とした感じとかも好き。

パピースナップも好き。


なんだろうどう面白いとか説明できないけど、猫派だけど、好きでした。
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