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レボリューション・ティガのLEEのレビュー・感想・評価

レボリューション・ティガ(2015年製作の映画)
3.6
インドネシア産近未来アクション!
色んな意味で思っていたのと違った作品だった


近未来アクションなんだけど、近未来感といったらデジタルデバイスの外見ぐらいでそこまで近未来感はない
むしろ実弾の使用が禁止されて、シラットが発達した社会になったという設定のせいで今現在より未来感は薄いかもしれない
この設定自体は非常に面白いものだと思うんだけど、結局禁止された実弾を使ってしまうので折角の設定が死んでしまっていた
自由のため警察に立ち向かうという内容の割に無駄に登場人物が多く、尺が長いのは気になった
主人公らの師匠として中盤ぐらいにチラッと映っていたセセプ先生がまさか終盤にいきなり登場するとは思わなかった…


アクションは立ち回り自体は結構面白い
だけど撮り方、編集が良くない!
冒頭折角ワンカットアクションを頑張っているのに編集でもったいない感じに処理されたり、なんでちゃんと頑張って立ち回りやってるのにこんなにカット割るの?とかこの分かりにくい位置にカメラ入るのかよ!と素人ながら色々とツッコミどころのあるアクションシーンだった
あとアクションも上手い人と下手な人の差が割とハッキリと出てしまっていた(これはしょうがない部分もあるけど
警官の主人公があんまりアクション上手くないのは設定的にどうなんだ!と思った訳


面白そうな要素はあったものの、上手く消化しきれなかった惜しい作品
登場人物が多いのに更にビジュアルが変化する人が多いのも見てて地味に混乱したなぁ…
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