他のと比べると筋は分かりやすいと思う。少し寝たけどおもしろかった。北海道の鹿についてのニュードキュメンタリー映画だそうです。タイトルは、放置された鹿の残滓(内臓とか)を定点観測したら、まずカケス(きれいな鳥)がついばみに来たことから付けられてるっぽいです。
もともと200分以上あるのを70分弱にしたやつだったからなのか分かんないけど、編集が上手くいってるな〜って気がした。唐突なカットがほとんどだけど、それがむしろ好印象だった。
BGMが流れるのが最初と最後しかなくて、それも初心者がするギターの練習みたいに簡単なアルペジオ。それ以外のシーンは猟友会のおじさんたちの話し声とか、カラスの鳴き声とか、雪を踏みしめる音、あとホワイトノイズがそのまま入ってて、音を一切コントロールする気がないような感じがした。なんとなくおもしろい。
鹿が解体されるシーンとか吊るされるシーンとか、熊狩りのおじさんの話、あと最後の調理シーンなど、こっちがどういう気持ちになるか分かってて素材を撮ってる気がする。意地悪だな〜とおもった。かなりシニカルなのでは。知らんけど。