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クレイジー・パーティーのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)
3.7
ゼノテック社シカゴ支社のCTOであるジョシュ(ジェイソン・ベイトマン)は、支社長のクレイ(T・J・ミラー)とともに会社のクリスマスパーティー用の買い出しに赴いた。その間にクレイの姉である暫定CEOのキャロル(ジェニファー・アニストン)が支社に現れ、四半期の目標が未達成であることを指摘する。キャロルは支社を閉鎖されたくなければ予算を削減しろと命じ、部下4割のリストラやボーナスカット、恒例行事のクリスマスパーティーの中止を言い渡す。クレイは部下と支社を守るため今日中に大口の契約を取ることを約束する。クリスマスパーティーの準備を進めていた彼は、オフィスの存続をかけ、クライアントとの取引を獲得するために、とにかく盛大なパーティーを開催しようと計画する。 しかし、パーティーは思わぬ方向へ脱線してしまい大混乱に。 果たして収拾がつくのか?
DJが社員を煽りまくり、酒を飲みまくり、会社の備品でいたずらしまくりのクレイジーパーティーのはっちゃけまくりのパーティー会場の中にいるような、クレイジーパーティーなコメディ映画だが、クリスマス映画らしい要素もあり、クリスマスパーティーの予算や社員に対する差し入れなどを誰が負担していたか分かってからの展開は、「会社は利益を求めるだけでなく、会社全体で苦楽を分かち合うことが大事」というクリスマス・スピリットをユーモラスに描いていて、バツイチで男女関係に慎重なジョシュとデキル女トレイシーなどの恋愛模様や「ダイハード」「ワイルド・スピード」などの映画ネタも絡み、クレイジーパーティーなラブコメディ映画として楽しめる。
何故かクラブマガの達人のジェニファー・アニストンとはっちゃけた熱いボンクラT・J・ミラーとデキル女オリヴィア・マンが、美味しいところを、持っていく。
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