くう

ヒトラー最後の代理人のくうのレビュー・感想・評価

ヒトラー最後の代理人(2016年製作の映画)
2.0
第二次世界大戦下、アウシュビッツの収容所でユダヤ人の最終的解決を実地で指揮したルドフル・ヘスの取り調べを行った若きポーランド判事の物語。

判事の物語…というよりも、ヘスとの取り調べのやり取りが描かれる。

ホロコースト回想描写は無く、ヘスから語られる話を聞きながら、今まで読んできた本や観てきた映画に想いを馳せ、思わず涙ぐんだり……

…する事はあっても、この映画そのものに涙する事はない…たぶん。
DVDレンタル返却当日に思い出して真夜中に観たせいか眠い事この上なし……

だってだって、ほぼほぼずっとヘスの語りを聞いてるだけなんだもん(困惑)

「あの状況の中で誰が上の命令を拒否することが出来ただろうか。」「誰もが終らないと思っていたあの時代の中で積極的に排斥に関わったことは罪なのか」……

と、主人公も人間目線でヘスの立場を考えているのだろう、きっと(そういうモノローグやセリフが特にあるわけではない)と察したりもするけれども、やりたい事は解るんだけれども…。淡々すぎてもう。

ホロコーストの勉強を進めたい方のみ、見てもいい一本かも。

何の前知識も興味もない方にはお薦めしない。絶対。