未体験ゾーン2018のラインナップが公開されましたね！個人的には『ザ・ヴォイド』が楽しみです♫結構評判良くて、いずれ海外版Blu-rayを買おうと思ってた作品だったので、日本公開はホント嬉しいです(*^^*)
というわけで久々の未体験ゾーン2017。
あらすじ…
BMXの試合に出るためにチリにやってきた主人公カップル。山の中を試運転してる最中に車の中で苦しそうにしてる男を発見。感染症のような症状が見られたので、助けるために車から運び出そうとすると、謎の武装集団に襲われる。そいつらから逃げながら人里離れた山の中から脱出を試みる話。
こんな感じでシンプルな話にしてたら面白そうだったのに勿体無い…。この映画、ホラー映画にありがちな色んな要素がいっぱい出てくるんです。チリの山奥という閉鎖的な舞台やPOVによる見せ方もそうだし、武装集団とか邪教とか寄生虫とか感染症とか。色んなホラー映画の詰合せ的な謎の豪華さ。でも、それぞれ一本の映画を作れるレベルの題材なのに、全部ごちゃ混ぜにしちゃったせいで、それぞれの強みを全く活かせてない。見せ方を中途半端なPOVにせずに全編POVでやった方が圧倒的な説明不足を誤魔化せたと思うんですけどね(^_^;)
序盤に「後半で活きてきますよ、この展開！」って感じで、さも意味ありげに友人との過去エピソードが語られるんですけど、全く何の意味もなかったし、主人公がBMXの選手で舞台が山の中というこれ以上ない最高のシチュエーションだから、絶対チャリ使って逃げたり救出したりの熱い展開があるだろうと思いきや、チャリは序盤で降りた後ほぼ出てこない。なんだこの映画…。
純粋に謎の武装集団からの逃亡に絞った方が面白かったと思うんですよね。色々チョイ足しするのは良いんですけど、それぞれの要素が個性強すぎて喧嘩しちゃってる。面白いところも結構あるだけに残念ですね〜(^_^;)でも、チリが怖いところだということだけは良くわかりました（笑）
