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エンド・オブ・トンネルのNのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)
3.6
なんだかんだ楽しめた

考察がやばい!

真正直な展開は読めたし、分かりやすかったけど
まさかまさかの凄い考察を考えてる人がいた!

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これより↓ネタバレあり
(ネットより)


一緒に住み始めた女性の正体は強盗グループのリーダーの彼女。そしてその女性の娘のベティは2年ほど前から言葉を発せない状態にある。
2年前はちょうど強盗グループリーダーと女性が付き合い始めた頃。

ある日、主人公はベティが彼の犬に向かって何かを語りかけている姿を目撃する。
後日、犬の首輪にマイクを仕掛け、娘が何を言っていたのか調べた。

するとベティは
「ママの彼氏とゲームをするの。いろいろやらされる。でもママには秘密なの。教えたらヤキモチをやくって。男の子と女の子の遊びなんだよ」

これは何者かが明らかに、ベティに対して“いかがわしい行為”をしていたことが分かる内容。
そして、その何者かは明白で、強盗グループのリーダーにしてベティの母親の彼氏。
これを聞いた母親は彼に対し激しい怒りを露わにする。

ーーこの時は誰もがそう思いますよね…?

本作のラスト。
主人公の家に押し入った強盗グループとの一悶着の末、彼らはさまざまな伏線回収の餌食となり、仲間割れの末全滅。
そして、生き残ったのは主人公と女性、その娘ベティの3人。

ラストシーンで家を空け、共に新たな生活をしていこうという微笑ましいシーン

のはずが、

ラストにふさわしいミュージックとともに、なにやら心臓の鼓動音と共に主人公とベティが手を繋ぐ。そこで本作は終了する。

ーーこのシーン、違和感ないですか?
ーー物語の中盤で起きたある異変を見て、このラストがキレイなものと、そう言えるでしょうか?

中盤、深夜になぜかベティが下着姿のような格好で、裸で寝ている主人公の元にフラフラと登場。ベティは、主人公の周りをウロウロしてから立ち去りるが、主人公は去りゆく彼女を意味深に眺めてシーンは終了する。

ーー初めてこれを見たときは何も気になりませんでした。しかし、これって…。実は、ベティに手を出していたのでは…。

(鳥肌!)

実際にこれが真実なのかは、語られていないので不明。
しかしながら、上手いこと強盗グループのリーダーのせいにし、母親とリーダーを引き裂くことに成功。何より、自分がベティに手を出したことも隠せて一石二鳥。

そして、ベティに歩み寄った主人公に対しての彼女の冷めた態度。これは、“何かがあった”証なのではないでしょうか…?

ーーーーー凄い考察!そうな気がしてきた笑
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