Yuri

あなた、そこにいてくれますかのYuriのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

「建築学概論」が持つ韓国恋愛映画No.1興収を超えたという事で観に行きましたが、この手の韓国映画が持つ綿密な伏線と回収が甘く、説明不足なのか、私の理解力が足りないのか、よくわからない箇所がありました(>_<) ラストをあの展開にするならば、過去でスヒョン、ヨナ、テホの三人の繋がりを描いた方がより感動出来たような気がします。なぜ、テホとの運命まで変える必要があったのか、よくわかりませんでした(誰か解説して(>_<))スヒョンを演じたキム・ユンソクとピョン・ヨハンが素晴らしかったです。キム・ユンソクはベテラン俳優さんらしいですが、私は多分初見で、表情がとてもエモーショナル。ヨナに再会した時の、溢れるのを抑えられない感情を、台詞なしであれだけ表現出来るのが凄い俳優さんなのだなと解りました。それだけで泣きそうになってしまいました。ピョン・ヨハンは若い頃のウォン・ビンを今風にした感じで稀に見る美形。テホとの友情もメインストーリーに匹敵するくらい泣ける展開で、自分だったらと置き換えて、感情移入してしまいました(*^¬^*) でも、スヒョンはスアの母親とは恋愛関係ではないみたいですし、もっと早くヨナやテホに会いに行くことも出来たのでは?と白状な事を考えてしまいました(>_<) これをしたら運命が変わる、これをしたらアウトのラインが定まっていないので、ハラハラドキドキは出来ませんでしたが、優しい切なさで確実に観客の感情を動かすのは、やはり韓国映画だなぁと感心しました。
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