「アバウトタイム」と同じような感じではあるけど、韓国映画にしか出せない絶妙なウェット感が心に染み渡る作品。
生きていたら誰しも「あの時こうしていたら今頃は…」みたいな想像はする。けれど、実際過去を操作したら、少なくとも今の状態にはいられない、何かを失わなければならない、というのをダイレクトに感じた。
「大事なのはストーリーだ」って言ってたの、観終わった後の今ならなんとなく分かった。一つひとつの選択を後悔するんじゃなく、その道をどう進んでいくかが自分次第なんだなーって。観終わってやっとタイトルがスッと入ってきた。