予告編も含め、前情報なしでジャケットだけでレンタル。
・・・・・・
(笑)
映画・・・ではない、かな(笑)
プロットはシンプル
男、事故?で瀕死の重傷から復活
記憶が曖昧
事故?をおこした相手から巨額の
賠償金を貰う
その金で断片的な記憶を基に、実際に
建物ごと買い取り、俳優を雇い、セットを組んで再現ドラマをさせ、記憶を取り戻そうとする話。
原作はベストセラーというか、あまりに
難解で物議を醸し出し評価されるまで、何年も要した本。
また、監督が映像アート畑のアーティストで初長編。
難解本×アーティスト
ハナっから一般人に理解さそうなど、これっぽっちも思ってないだろ!(笑)
主人公の記憶同様、観てる私達にも断片的な情報しか提供してくれない。
しかし、頭の中をハテナマークで埋め尽くされてちょっとしたトリップ感覚が好みな人はハマるかも。これは観ないと説明しようがない感覚。
確かに、アーティストらしく映像は綺麗なんだが、特筆するような綺麗さでもない。
主人公をはじめ、主要な登場人物の誰1人として何者かすら分からなかった。だからストーリーが読めるはずもなし。
オチの解釈はご自由に、という映画は多いがそこまで優しくない。もうストーリーさえもご自由に想像して組み立ててね!という究極のDIY映画(笑)
ただ、先程もいった通り、ハマる人はハマる・・・かも。時間に余裕がある方、充分、睡眠を取ったあとの鑑賞をオススメします。
アート的な映画技法とハッタリと雰囲気とハテナマークに浸りたい、という方のチャレンジをお待ちしております(笑)