だびー

軍旗はためく下にのだびーのレビュー・感想・評価

軍旗はためく下に(1972年製作の映画)
4.1
戦争それ自体がもたらす悲惨さは勿論のこと、同時に生き残った人々の心にどれだけの傷を残すのかということ。高度経済成長の中で戦争の記憶を忘れる、もしくは知らない人々と、いつまでもその記憶に囚われ続ける人々。三谷昇が演じる寺島が住んでいるスラムのような場所が終盤になって「朝鮮人部落」だと言われ、ハッとなる。
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