このレビューはネタバレを含みます
覚悟して観たけど、やっぱりキツかった。
女性暴行シーンは未遂でも何でも嫌だ…。
(まさにそれこそが実際に起きた残酷な行為なんだけど…。戦争には必ず弱いものへの性暴力が伴う)
最後、希望が見えたのは良かった。
ただ個人的に、院長のその後が気になってしょうがない。
あのまま最期を迎えるまで、「人殺し」として白い目で見られながら、一人で苦痛に耐えるんだろうか。
いくら「神の与えた試練」と言ったって…。
院長のした事は許されない。
でも、修道院に責任を負う立場から、苦しみと葛藤の果てにそれを選択してしまった、というのもわかる気がする。
頼むから、皆あんまり責めないであげてくれ~…と思ってしまった。
院長だって傷を負ってる。それでも逃げずに皆を守ろうとしてた。
真に責められるべきはレイプした兵士達だよ…。