nottara

夜明けの祈りのnottaraのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けの祈り(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

覚悟して観たけど、やっぱりキツかった。
女性暴行シーンは未遂でも何でも嫌だ…。
(まさにそれこそが実際に起きた残酷な行為なんだけど…。戦争には必ず弱いものへの性暴力が伴う)

最後、希望が見えたのは良かった。

ただ個人的に、院長のその後が気になってしょうがない。
あのまま最期を迎えるまで、「人殺し」として白い目で見られながら、一人で苦痛に耐えるんだろうか。
いくら「神の与えた試練」と言ったって…。

院長のした事は許されない。
でも、修道院に責任を負う立場から、苦しみと葛藤の果てにそれを選択してしまった、というのもわかる気がする。
頼むから、皆あんまり責めないであげてくれ~…と思ってしまった。
院長だって傷を負ってる。それでも逃げずに皆を守ろうとしてた。

真に責められるべきはレイプした兵士達だよ…。
nottara

nottara