ちびまる

夜明けの祈りのちびまるのレビュー・感想・評価

夜明けの祈り(2016年製作の映画)
3.8
1945年ポーランド。ソ連兵によって凌辱され彼らの子を身籠ったシスターたちがいたという実話に基づいた作品。

こんなひどい目にあったのに、被害を訴えることも、医者にみてもらうこともせず、耐える日々。もう観ててしんどい。

神さまの存在を疑うような事件。迷いながらも信仰を貫く姿は無宗教の自分の価値観の範囲を超えている。言い換えれば神の家にいる以外行き場のない立場の弱い女性たちだったのかもしれない。

彼女たちにリスクを背負って手を差し伸べたフランス人医師と、シスターマリアの友情に救われる。
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