ブタブタ

ドキュメンタリー 鏡の中の戦争/War in the Mirrorのブタブタのレビュー・感想・評価

2.0
やってるのがロバート秋山さんなら本当にそのまんま『クリエイターファイル』になってしまう。
昔働いてた職場にもいました。
元警察官で現在は予備役(日本にそんな制度なない)で僕に打ち明けてくれた処によると政府の特務機関の工作員らしく911テロの時も日本政府よりも早く情報を掴んでたとか。
実際には警察学校に三ヶ月居ただけの人でしたが。
元傭兵でコロンビアの麻薬製造基地襲撃作戦に参加したテレンス・リーとか、この手の人は枚挙に暇が無い。
佐村河内とか何かしらの作品を形にしてる人は自分を客観視出来ていて且つ其れを他者及び世間にどうすれば受け入れられるか、をよく考えて練り込みちゃんと形にしている。
この君塚正太なる元・傭兵、スペツナズ、フランス・イタリア憲兵隊少尉、秘密情報員その他諸々の人のインタビュー。
監督(インタビュアー)は一切突っ込んだ質問も否定もしない。
只ひたすら「へーすごいですね~」と聞き役に徹するだけ。
でも最後の「国連を潰して世界連合を作り、その総督になる。その意思決定は自分の下に12使徒による評議会を作り既に三人はメンバーを選んでいる」のくだりではもう耐えられなくなって笑いだしてしまう。
マフィア300人と戦ったもアレだが一番笑ったのは
「傭兵としてのコードネームは〝フォックス〟だが百人殺した時、片目が血で紅く染まりそれ以来〝レッドアイ〟と呼ばれる様になった」のくだり。
感想を言えば何も無い。
あるのは虚無だけである。
ブタブタ

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