めちゃくちゃ混乱してしまう。
イジメ殺人の加害者の主人公は終始胸糞で救いようの無いクズなんだけど、そちら側からの視点で見た時に自分が思春期に感じた原因不明のイライラや孤独感に重ねてしまっていたりする。
少し大袈裟だけれどインターネットの私刑の恐ろしさやなんかも上手く描かれていたし、
病的に過保護の母親も、過去に息子がイジメにあったというトリガーがそうさせたと思うと、割とリアルな感じではなかったかなと。
重いストーリーですけど、ディスカッションのシーンなど生々しいドキュメンタリー的な場面と後半の叙情的な物語とのバランスが良くて意外と見やすかったです。
