東京マクラ

許された子どもたちの東京マクラのレビュー・感想・評価

許された子どもたち(2019年製作の映画)
3.4
罪を犯してしまった子どもたちをどのように更生させるか。様々な考え方があり、未だに正解のない課題だと思います。未成年の犯罪について、今作は子どもが自分の犯した罪と向き合うことの重要性を描いた作品です。

最後の終わり方に救いがなく、この映画は監督からの現状に対する警鐘でしかないような気がします。これを観ても危機感を覚えるだけで、こちら側が「では、どうしていかなければならないか」と考えなければ作品としての意味がないと思います。

未成年の犯罪に関する課題は映画や小説で何度も触れてきているので、個人的にはその先が見たかったです。
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