許された子どもたちの作品情報・感想・評価

上映館(1館)

「許された子どもたち」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

最早後味がいいとか悪いとかそんな生優しい次元じゃないよね。

誕生日のシーンも、そんな可愛い音楽付けられても、もうどういう心持ちで見たらええか分からんし…
その後落ちるのが目に見えてるので、心境としてはスプラッシュマウンテン乗ってる時のそれに近かったです。

タイトルに一片の嘘偽り無しだったわ…いやもう…ここまで吹っ切れたらあっぱれだと思うよ…
許されてんな〜最初と最後に2回許されてんな〜〜〜〜〜!?
桃子って結局のところ、絆星の良心そのものだよね。ピノキオでいったらジミニークリケットな訳だけどさ、そう考えるともうなんの救いも無いよね。

普通さぁ、「自分の子供が人殺しになっちゃった」なんてシチュエーション無いじゃん?お母さんがナチュラルサイコなんだか動転してるんだか分からんやん?判断つかんじゃん?
でも最後のタバコのやり取りのお陰で「あっやっぱこいつ普通の親じゃねぇんだな…」って滑り込みで「断定」できる。

ほんで最後の最後にエンドロールの大量の文献でゾワゾワ〜っとした。とどめ刺された。隙が無ぇ。
痛いし辛いし、ここまでの経験はもちろんないのだが、共感するところもあって重たかった。

これくらいの世代の少年たちの抱える闇は、一度穴が開くと一気に侵食するんだよな。。。
T

Tの感想・評価

4.4
リアルで考えると子どもがそこでそんな無言だったり落ち着いてるのに違和感が少しあるが
子役たちの存在感が良い
役のハマり方がピッタリ

あと裁判シーンは子ども側に裁判長まで肩を持ち過ぎててここもちょっと違和感

と、色々言ったけどこれは名作
あまり説明はしたくない
とにかく観てほしい
TJ

TJの感想・評価

4.2
ミスミソウとは違う表現でリアルなエグさを描いた傑作 内藤監督はこれからしっかり追いかけると決めました
低予算だからこそのリアル感や、ドキュメント感があり大作では出せない毒気があった
いい意味で後味が悪い、見終わった後も今彼らはどうしてるか考えてしまう
邦画を観て、久々に衝撃を受けました。

決して「許されない」内容です。

目を背けたくなる、エグいシーンも幾つか。

実際に正視し切れず、少し目を閉じてしまいました。

中途半端な展開や、ありきたりの結末で観客に媚びてない点も素晴らしいです。

極悪少年の身勝手な母親。

美人とは言い難いですが、法廷で着用していた白スーツ姿に、妙なエロス感を覚えてしまいました。
「先生を流産させる会」や近年は「ミスミソウ」などで、少年少女の鬱屈を描く事が多い内藤瑛亮監督の最新作を約2ヶ月ぶりに映画館で観てきました。
 
東京で映画館での上映が許されて初日という事もあって、マスコミの方とかもいました。
入場時に検温された位で、マスクやアルコール消毒などは強制ではなかったみたいでした。
席はニュースなどで報道された通り、前後左右が1席ずつ間隔を空けるように座席指定されていました。
この作品は夜の1回のみの上映だったため、周囲ではシートをスプレーで除菌している方もいました。
 
上映前に予定されていませんでしたが、内藤監督がマスク姿で登場し、少しだけ舞台挨拶がありました。
5月公開予定だった本作が、自主映画の性質上、宣伝などで時間をかける事なく上映できた事。試写会などが行われずに、今日がワールドプレミアである事や、本作への想いが短い時間ながら語られました。
 
 
そう、今作は長編デビュー作「先生を流産させる会」以来の自主映画という事。
 
自主映画とは、配役や表現において制約を受けずに、全てにおいて自由にやりたい事が表現できる作品の事です。
 
 
観終わった感想としては、加害者側から描く事で少年犯罪について考え方が変わってしまう。です。
 
少年による殺人事件が報道された時、加害者の少年が罰せられないと知ると、何となく疑問が残る印象でした。
しかし、観終わった後では捜査や裁判での事実確認の甘さから、本人の罪の意識の不確かさに繋がっていて、その後異常な程の社会的な制裁を受ける事になる過程が描かれると、罰するよりも加害者の少年に事件と向き合う時間を作る事がいかに大事かが分かりました。
 
パンフレットによると、今作は、特定の事件に基づく作品ではなくフィクションですが、過去に起きた少年のいじめによる殺人事件を充分にリサーチした上で、各シーンが過去の事件をなぞるかの様に構成されていて、物語のリアリティを感じる一因になっていると感じました。
 
 
さらに特筆すべきは、子どもたちの演技です。
特に映画後半にある、すでにいじめが起きているクラスでの、いじめについてのディスカッションのシーンにて、もちろんセリフなんでしょうが、いじめを傍観している子たちは、真剣にいじめの原因について話し合っているものの、いじめをしている子たちは、いじめられる側にも責任があるという発言が起こる。
 
このシーンがドキュメンタリーの様なテイストで描かれているのもありますが、それそれの立場を踏まえた発言が、いじめに対する問題意識の高さを感じさせるシーンでもありました。
 
 
こちらも、パンフレットによると、出演希望者によるワークショップによって、いじめや少年犯罪の資料を読んだり、いじめの加害者や被害者を演じる事で、生きた芝居に繋がっている事がわかり、理解が深まりました。
 
そして、出演している子どもたちが皆中学生である事も、物語の説得力に大きく起因しています。
 
物語の設定に近い年齢の子たちが演じているだけでも、フィクションの嘘が1つリアルに近づく事を意味し、配役に制限のない自主映画だから実現した、貴重な空気感だったとも言えます。
 
 
最後に、こうして記事にしてみると、オリジナルのフィクションとして、大変面白い作品でした。
 
一般の商業映画に感じていた不満が一気に解消されて、理想的な自主映画の表現でした。
 
 
まだ、映画館に行く事を躊躇されている方も多いと思います。
 
殺害シーンも逃げずに正面から描かれるため、観る人を選びますが、自主映画を見た事ない方にとっては新鮮な映画体験なるはずです。
レイ

レイの感想・評価

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2020.10.2 T
やも

やもの感想・評価

4.4
ジャスティス5秒前

①10/1 ②10/9
計2回鑑賞しました。


初っ端からキリキリする作品で
所々笑えるシーンもありますが
基本的には気持ち悪くて負荷のかかる
シーンが多いのかなと思います。
登場人物も殆どというか全員が
イライラしてくるような人だったり
どこか価値観のズレてる人だったり。

特筆すべきは食事シーンですね。
何回か食べ物が出てくるのですが
どれも美味しそうに見えません。

絶妙に序盤のあのシーンを
フラッシュバックさせるような
不快感を感じる料理が出てきます。

実話かと疑うような生々しさですが
映画としては観やすい作品です。

一番影薄いですが、
個人的には香弥憂が好きです。
みくこ

みくこの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とっても気味の悪い映画ですし、語る言葉を持てないって本当にそれ私もです。

絆星くんもそれなりに罰は受けるので、もしかしたら更生してくれるんじゃないかと思いますがそんな期待もしっかり裏切られ。
カフェでのシーンは何とも言えない気分になりました。

監督が8年もかけて完成させた大作で、裁判や加害被害者のその後までリアルな様子なのだと思います。
(参考文献の量に驚きました)

見て良かったです。
しきぶ

しきぶの感想・評価

4.2
語る言葉を持てない。
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