Masato

LUCK-KEY/ラッキーのMasatoのレビュー・感想・評価

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)
4.2

「鍵泥棒のメソッド」の設定を着想にして作られたコメディ。
最近では「人狼」、「ゴールデンスランバー」、「今、会いに行きます」などの、邦画の設定だけ借りて韓国がリメイクするというブームが来ています。(脚本は別物)
今作はそのブームの火付け役となった作品。

陰惨だったり、シリアスな悲しい映画はハズレなしで、こういった万人ウケするような映画は結構当たり外れある韓国映画ですが、これは大当たり。

「芝居」が大きなテーマになっていて、色んなところで芝居が活かされているのが良かったし、なにしろ殺し屋だったユ・ヘジンが、しがない役者から成り上がっていく様が面白くてしょうがない。時間を忘れてしまった。
主役はユ・ヘジンなので、対する殺し屋になった方はそこまで描かれていませんでした。でも、そこは良い判断だと思った。

ストーリーも単純ではなくちゃんと凝っていて、最後に韓国映画特有の衝撃展開があります。終わり方もハッピーで良き!


主演のユ・ヘジンがカリスマすぎる。この人は面白すぎる。おっさん俳優の中ではファンジョンミン、ユ・ヘジン、マ・ドンソクお気に入りですね!この人たちは間違いなし!

主観的評価 35点
客観的評価 47点

82点
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