結構前に観て書いたつもりだったけど、原作となる「鍵泥棒のメソッド」を観たタイミングで思い出しながら書いていきます。
これはもうユ・ヘジンの映画といっても過言ではない。
コミカルでユーモアたっぷりな役所は勿論いいし、「レッスル」なんかそうでしたけどキリッとした顔は時々カッコよくて、コメディが似合うけど幅広い役作りができて、いい意味でスター然としてないので作品に大衆性をもたらしてくれる稀有な俳優さんだと思います。
今回そのユ・ヘジンが冒頭演じるのが殺し屋で、もうこのキャスティングが決まった時点で勝ちじゃないですか
イメージとかけ離れた役とのギャップに加えて、元々殺し屋だった男がアルバイトする事になった飲食店で魅せる繊細な料理の腕前とのギャップとか最高です
あとオリジナルではあまり描かれてなかったけど、主人公が俳優として成功していく様子も観てて楽しい
このあたりオリジナルを踏襲しながら上手く脚色しててさすがだなっていう感じ。
ユ・ヘジン好きには堪らない1本。