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探偵はBARにいる3の地球へのレビュー・感想・評価

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)
4.0
探偵と彼の相棒が事件の真相に迫るハードボイルド映画第3弾

いつもどおり、主人公の探偵は気軽に依頼を受ける。
しかしその依頼は大きな事件に関係していて、本人の意志とは関係なしにいつもどおり大きな災難に巻き込まれていく。
そして結果的に、依頼を受けたために事件の真相究明に発展する。
大まかな展開は前2作と同じ。
お馴染みの拷問シーンがあります、顔なじみの常連さんも出ています。

本作品は依頼を引き受けた「探偵」映画であり、その依頼に取り組む探偵と相棒との「バディ」映画でもあります。

ストーリーそのものは謎解きを楽しむミステリーではなく、ミステリアスなヒロインが存在して、そのヒロインと探偵の駆け引ききを楽しむ映画です。

繰り返しますが、同じ登場人物が同じような展開を今回もしますが、少し違う方向に進んでいきます(監督も変わっていました)。
先ずハードボイルドが少し弱まり、コメディ調の雰囲気が強くなったと思います。
そして相棒との関係も少し変わっていきます。
もしかして今回で完結編、そんな風に思いながら観ていましたが・・・

松田勇作のTVドラマ「探偵物語」に似ている、そんな風に感じたのは私だけでしょうか?
男(探偵)と女(依頼人)の駆け引きを楽しめた映画でした。

まだまだ続けて欲しいシリーズです。

公開当日の夜(映画の日で1000円)に鑑賞、客の入りは良かったです。
また、オマケがあるので最後までゆっくりと楽しみましょう。
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