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あの日、兄貴が灯した光のKUBOのレビュー・感想・評価

あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)
3.6
泣ける映画なんだと思う。

柔道の韓国代表と期待されていたドゥヨン(弟)が試合中の事故で失明してしまう。刑務所に服役中だった兄ドゥシクは、弟の面倒を見なければと口八丁で仮釈放を得る。

最初のうちは身障者になった弟をエサにやりたい放題のひどい兄だが、2人で暮らすうちに何かが変わっていく…

前半は完全にコメディ、後半はいかにも韓国映画という感じで泣かせる映画となり、ラストは2016年リオ五輪が舞台となり大いに盛り上げる。

良い映画だとは思う。きっと多くの人が感動すると思う。ただ、いろいろ出来過ぎ感があっておはなしに見えちゃう分、私には真の感動は得られなかった。

柔道の代表選手にはとても見えないゆるい身体もリアリティは無さすぎだし、選手もコーチもイケメン&美女ってところは邦画のキラキラ映画のレベル。

それでも憎めない兄貴のキャラとか十分に楽しかったけどね。




*兄貴の刺青が「Killing me softly」ってのには笑った(^^)
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