[ 接見 ] という２人芝居をライブビューイングで観たような、そこだけくっきりハッキリしている。事件はキッカケでしかなく全体的に歪みとゆーか不憫で心穏やかでいられない。大人な話しなんだな、いや、なんの説明にもなってない曖昧に返答されて、おいてゆかれた子供の気持ちのようだな。それぞれの立場で人にずぶずぶ関わることと、実際ソレだけには時間をかけられない人の時間の短さと、キリの好いところで締めることで都合よく進んでしまう物事と、その積み重ねがいくつもあるだろうことと、真実であることの必要性がどこにもないんじゃないかと思ってしまう蟠りが、ずしっと残る。誰も上手に生きられないし生きてない、みたいな。
