是枝裕和監督の法廷サスペンス。
死刑判決の出た強盗殺人犯。死刑からの減刑を求めた弁護士が証拠や証言を集めるうちに見えてくる本当の真実、そして日本司法の在り方。
個人的にはあまりのれませんでした。
”死刑”とでた以上、情に働きかけても全く通じない法廷での闘い。弁護士や検事同士の裏での会話にどす黒い闇を感じた。
『あの裁判官も順序良く進めないと自分の評判に傷ついちゃうからさ〜』
なんて理由で引っ込めることのできない判決と証拠や証言が確固たるものだとしても動かない裁判。
日本司法に改めて向き合うキッカケづくりにはもってこいな作品。
