最後まで真実を明言しない系映画！
真実として自分の中でこうじゃないのかなと思うのがあって、そうだとしたらアレとアレが繋がる！！って最後の方テンション上がった！！
被告人役の役所さんの迫力がすごい！！
被告人の目見たら引き込まれてしまいそうや！
その被告人に翻弄される弁護士(演:福山雅治)の心境の変化や怒りをぶつけるシーンとかも見所！！
すずちゃん演じる少女の表情(裁判で証言する母を見るときetc..)も見所！
あと、父と娘、嘘と告白…いろいろなものが絡み合って何が真実なのかわからなくなる中、司法制度の闇も垣間見える。
裁判官と検察官と弁護人が目配せするシーン…あれが裁判所のリアル(の一部)かと思うとちょっと怖い。
国民全体の利益を考えたら仕方のない闇だと言えちゃうのかもしれないけど、人一人の人生を左右させるという面で考えたらただただ恐ろしい。
裁判官の評価の仕方も難しいんだろうし、そりゃ数こなせた方が効率的でコスト面でもいいんだろうけど、効率とコストを優先するあまり真実を見逃してしまうのなら、それは本当に正しいのだろうか。
全体の利益と個人の利益のバランス比は現状でベストなのだろうか。
…などなど考えさせられた。
