このレビューはネタバレを含みます
1度目は役所広司、2度目は広瀬すず&役所広司、そして3度目は福山雅治さんが導いてしまった死刑。
人が人を裁く、命の選別についてのお話かなと思いました。
最初は被告の素性なんかはどうでもいいという感情が大きかった福山雅治が役所広司と接触するうちに感情移入してしまい、結局[被告]役所広司を死刑という形で殺してしまう。
取り調べのシーンで窓越しに重なる描写なども、殺意(役所広司が思う自分を殺してほしいという感情)の移行がよく表していると思います。
原作ではよくその辺が描かれているとか。