タシミケイコ

三度目の殺人のタシミケイコのレビュー・感想・評価

三度目の殺人(2017年製作の映画)
4.0
満島真之介と共に話しながら食べる牛丼のシーンの尊さ。福山雅治が自身のキャラクター性から解放され、ただの一弁護士の仕事の合間を垣間見れる。真実を炙り出すことは難しく、濁ったままであることを暗喩しているような表現が良く、クライマックスでの仕切りに反射する福山雅治の顔と役所広司の顔が台詞と想像できる心情のオーバーラップしていく様子が、素晴らしかった。