つばさる

三度目の殺人のつばさるのレビュー・感想・評価

三度目の殺人(2017年製作の映画)
3.6
「万引き家族」の予習に。

ストーリー ★★★★☆
殺人の自供が二転三転する三隅高司という男
この男を理解出来るかどうか?
冷徹な弁護士の重盛さえも翻弄される
観客の「サスペンス映画ならこういう動機だろう」を逆手に取ってくる感じ

キャラクター★★★★☆
福山雅治と役所広司の熱演
カナリアを飛ばす仕草をするシーンは本当にカナリアが居るかのよう

オシャレ度 ★★★★☆
ガラスやテレビの画面に反射する姿を取り入れる構図を多用し、クライマックスでの活かし方はゾッとする気迫を感じる

エンタメ度 ★★☆☆☆
全体を通して会話で繋ぐストーリーなのがやや眠くなるかも

メッセージ性★★★★☆
人が人を裁くという事
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