このレビューはネタバレを含みます
結局犯人は誰だったのか?というのははっきりしないままでした。でも、まぁ、それもいいのかな、と。最後に殺されたのは、みすみだったのでしょうか。誰が真実かわからないなか、断罪されなければならない裁判って…
>>続きを読むまず、「裁判戦略」が色濃く出た作品はあまり観たことがないので、司法関係者の働きぶりについていろいろと驚きがあった。
法廷という場は、真実を追及する場とは限らず、証拠や証言をもとに事実を確定させてい…
法廷は真実を明らかにする場所ではなくて、何が事実か認定する場所だ。
というのを昔、法学部出身の友人から教えてもらった時「なんだよそれ」と憤りを覚えたのだけど、この映画に通底するグラグラした熱はおそ…
河原で起きた殺人事件。容疑者として拘留されてる三隅こと役所広司。その弁護人として雇われた重盛こと福山雅治。
ミステリーかと思いきや犯人が誰なのか最後まではっきりとは分からない。
嘘か本当か分からない…
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役所広司は「うつわ」
殺すべき人がいれば殺す、その境界を越えられてしまう人。その理由は裁く立場についた人たちが勝手につけていく。福山雅治のストーリーは、福山雅治が作った理由でしかなく事実ではない。た…
咲江の「誰を裁くのかは誰が決めるの?」という台詞が印象的。
なぜ30年前に自分に判決を下した裁判長に葉書を送ったのか問われた三隅が「人の命を自由にできる」と答えたところも、この映画での大事なキーな…
フジテレビジョン アミューズ ギャガ