ノーマンマクラレンの代表作にして、アカデミー短編ドキュメンタリー賞を受賞した名作。一輪の花を巡って隣人同士が喧嘩をする話。
ストップモーションを使った素晴らしい作品でした。アカデミーでは短編ドキュメンタリー賞を受賞したそうですが、今作は一つのジャンルに囚われないような、数多くの演出がされていたと思います。遊び心があるし、見る者を惹きつける鋭さもあるし、単純に良く出来てる上に、斬新な作品です。さすが実験映画監督の名匠なだけありますね。テーマとしては普遍的なものだけど、監督独自のスタイルが今作を唯一無二の映画にしています。彼の他の作品も見てみたくなりました。
戦争が始まった今こそ見るべき映画だと思います。