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海底47mのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

海底47m(2017年製作の映画)
3.9
『海のOh,Nooo‼️🦈😱』

元々は、劇場公開予定の無いビデオスルー作品として製作された海底パニックホラーとでも呼ぶべき作品。それが去年、新潟でも公開される扱いにまで“昇格”したんだから、これを拾ったプロデューサーは先見の明があったという事でしょうか✨いやぁ、ハッキリ言ってナメてましたし、550万$という現在の相場から見ての超低予算でこれを創りあげた製作陣はたいしたもんです❗️

まさにこの状況は...
海のOh,Nooo状態‼️🦈🌀😱
あらすじ呼んだ時は、90分でも“もたす”のが大変そうな案件だなと思ってました⤵️それがまぁ、お見事なもんです✨ひとつ言えるのは、絶対に『ゼロ・グラビティ』は意識してますね。劇伴の充て感なんかは、まさにな感じ。ただ、向こうは宇宙をめいっぱい使ってたわけで、予算抜きにしてもそこは敵うわけない💦ただ、そこを様々な工夫と手を変え品を変えの展開、そして終盤の一捻りでうまぁ~く間延びを回避して上手く仕上げた印象ですね😃

会話を成立させる為、よくあるレギュレータでなくマスク型の呼吸器にしたのは善し悪しあったかと思います。これが会話も出来ない、もしくはおひとり様設定だったら...と思うと、さらに怖くなったであろうと感じつつ、これはこれで良かったのではないでしょうか❓思ってたよりも姉妹がアラサーなお年頃ではありましたが、だからこその大人の奮起と言いますか、それ位の年齢だからこその“もがき”みたいなのも感じられました🏊

いわゆる昨今流行りの“サメ🦈もの”として観ると、この映画は物足りないかもしれません。あくまで🦈さん、いろいろとある弊害のひとつ。それよりも、この映画における最大の敵は潜水病の方❗️浮上したいけど一気に行けないストレス、もし気泡が脳に入ったら即“死”が待つ恐怖☠️「でも上がりたい❗️」のせめぎ合い💦その浮上の中でも、途中でのとあるシーンはホント怖かった😣そこはホラー的描写としては、もう最高な絵面でしたね😆✨

『ゼロ・グラビティ』は、ドSなんて物言いで到底表現しきれない絶望のメドレーに主人公を捲き込む事により、逆説的に“生”というものを浮き上がらせていました。こっちには良い意味でそんな真理はありません。ただただパニックを楽しんで、観ているこちらまで息苦しくなりそうな“ひととき”が楽しめる⁉️映画なのですw

それにしても、この映画に出てくる男性陣はポン・コツ男(お)さんばかりですね😅全く頼りになりません🤷そう言えば、新婚旅行でバリ行った時人生で初めてスキューバやったのですが、恥ずかしながら最初の潜水でパニックになりました😌口を開けて“ふつうに”息を吸えないという状況に、どうにも体が勝手に死を予感して反応するというか、落ち着こうという気持ちとは裏腹に鼓動がどんどん早くなる様な状況でした。だから、劇中のあの前後不覚の感じとかは考えるだけで怖くなります😨でも、その後はすっかり慣れまして、約1時間の海遊を楽しみましたけどね🦈

ちなみに本作とは全く関係ありませんが、今年㊗️40周年のサザンオールスターズのプレミアム・アルバム『海のOh,Yeah‼️』はただ今絶賛大ヒット中でございます✨海の“オヤー”と読みます。産みの親にかけてるそうですw あい変わらずくだらないのが好きな人達です😅ちなみに🐙と🐟が和装で結婚してる何ともシュールなジャケットが目印ですよ🐼
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