⚪概要とあらすじ
海中のおりの中からサメの鑑賞を楽しむ姉妹が、予期せぬ事故に遭うパニックスリラー。
メキシコで休暇を楽しむ姉妹のリサ(マンディ・ムーア)とケイト(クレア・ホルト)は、「シャーク・ケージ・ダイビング」という方法で、海の中にあるおりの中から野生のサメを見ることにする。サメの迫力に興奮する中、突如ワイヤーが切れおりは水深47メートルの海底まで落下してしまう。無線は届かず、ボンベの酸素もそう長くはもたない極限状態で、姉妹はおりを囲む人食いザメにおびえながらも生還を目指す...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“ようこそ、死のスキューバダイビングへ。戦慄の深海パニックスリラー解禁!”
「リサ 聞こえるか?」
⚪感想
パニックスリラー作品。
サメなのでB級映画かなと思いきや閉塞感と緊迫感が常にある良作。
サメはそこそこ登場。
深夜やっていたのかと思ったら午後のロードショーで観ていた。そしてGYAO!でも配信に。
この映画見たら檻に入ってサメを見る人めちゃくちゃ少なくなりそうって思うぐらいには怖いし、体験したくない。
溺れ死ぬとかサメに食われて死ぬって最高に嫌。
過剰な演出がないからかサメがリアル。さらに、檻に閉じ込められたまま水深47メートル沈むという内容なので終始息苦しい。
傷も生々しく自分も痛いし辛い。
サメがバーン!!ドーン!!デデン!!みたいなのがなくラストがちょっと特殊。
内容は少し薄くて物足りない感じ。
自分が彼女達の立場だったらすぐにでも泳いで海面にあがっちゃうと思うから潜水病や窒素酔いという説明は勉強になった。
続編の方が平均スコアが高くて気になる。
ワンシチュエーションだけど飽きずに観られる。
⚪以下ネタバレ
オープニングのカクテルの演出が好き。完全血を連想させるようになっている。
リサとケイトが助かったと思わせて実はリサの窒素酔いによる幻覚だったという演出は見事だけど、それならそこで終わらした方が私は好きだったかな。『ミスト』ほどには及ばないけど印象には残ると思う。
結局リサには沿岸警備隊か何かが助けに来てってあっさりしすぎちゃうし。
サメ以上に幻覚とか檻の落下の描写が怖くて心臓死にそう。
⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。(2019/08/30)
GYAO!で振り返り(字幕)。