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HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKYのTOMMYのレビュー・感想・評価

HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)
3.8
ハイアンドローシリーズ最新作。五つのチームによって均衡を保っているスウォード地区に、カジノ建設計画が進行していた。この地区に共通して訪れた敵の存在を知ったコブラは、それぞれのチームのヘッドを集め会合を開き「スウォード協定」を結ぼうと提案する。一方、兄を殺された雨宮兄弟は、カジノ計画を崩壊させる情報の入ったUSBを琥珀と九十九に託していた。しかし彼らの方にも強力な刺客が迫っていて──。

「 ……協定を結びたい 」

こういうストーリーは、ドラマやってから映画化っていうパターンがいちばん上手くいくんだなあと今作でつくづく感じた。シリーズとして完成されつつあり、多い登場人物もすんなり頭に入ってきていた。
さて、今回はスポットをホワイトラスカルズに当ててストーリーが進行する。前作レッドレインでUSBを手に入れた雨宮兄弟とムゲンの2人の共闘も胸が熱くなるシーンであるし、鬼邪高校の村山がコブラの提案したスウォード協定に賛成したり、逆に日向が反対したりなどそれぞれの個性に基づいて行動しているところが面白い。個人的に、前作で何だか可哀想なヒロイン的ポジションになっていた九十九がキックで車を動かしたりダッシュで車に追いついて窓蹴破って入ったりしてて、ああこの人もやっぱり人間じゃなかったんだなあとしみじみ感じたところがツボ(笑)
窪田さん演じるスモーキーの出番が少なかったのが残念。東京喰種やドラマの撮影が忙しかったのだろうか、悲しいところではあるが、それを抜きにしてもパワーが衰えることのない展開。絶対おかしいだろうと突っ込みたくなる世界観(刑務所云々など)も、今までしっかり築き上げてきたおかげで違和感なくすんなり受け入れられるものとなっている。

「 これが答えだ 」

音楽もノレるし、アクションも迫力満点。アーティスト映画の範疇を超えている、なかなか面白いシリーズ。