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オレの獲物はビンラディンのgockのレビュー・感想・評価

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)
2.0
アメリカの敵ウサマ・ビン・ラディンを捕獲しに行く妄想に取り憑かれた中年男性ゲイリーの実話。
ゲイリーはアメリカ最高アメリカ以外は知らないし興味ない…右翼的で差別的だが気は優しい…という白人男性によく居そうな男。
腎臓病の透析を週3回してて、それを怠ると妄想が激しくなる。
パキスタンへの渡航やウサマ捕獲を何度も行って、その度に死にかけるが無事。特に違法な事もしてないので逮捕されるわけでもない…という日々。
シングルマザーの幼馴染と良い感じになったり、友人も多い。
ゲイリーの野望は完全に只の妄想なので真面目に聞く余地はないし、妄想は透析をやめた事なので「彼女や周りの奴は透析させろよ!」と観ててイライラする。
だけどウサマ捕獲に邁進した事でゲイリーの人生が開けたりニコラス・ケイジ主演で映画化されたのも事実。人生わかんないもんですね…。
確かに、このゲイリーという男の人生は面白いが映画は割と普通。
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